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"アコースティックアストゥーリアスライブ
in 御茶ノ水アイリーンホール"
2004/05/15 ライブレポート

ライブ開始前
 前回5/3分のライブレポに引き続き、ライブを録音したMDをお借りしてのライブレポ第二弾。

ライブ開始
1曲目 Dirtance
 3日のライブの時程ではないが、心持ちテンポが早い感じ。
一部の音が高めのせいもあってちょっと焦燥感を感じる。これは掴んだと言うより度肝を抜かれたんじゃなかろうか。

 MCで1曲目の曲名紹介、過去のキングレコード時代から今に至る簡単な紹介など。
「癒し系、あまり癒されないという話も聞くのですが癒し系プログレ」と。

2曲目 Adolesecencia
 Distanceと共に、もうライブではおなじみのこの曲。テンポはやはり僅かに速め。MDの録音の為か、アタック部分が強く感じる。

3曲目 Global Network
 MCを挟まずに3曲目になだれ込む。
途中の間奏、筒井さんのパートがいつもと違うアレンジになっていた。ピアノもかもしれない。
ここまでの3曲、テンポが速かったせいもあったのかちょっと息が合ってないところが見受けられる。

 次曲の前振り、という事で前回のライブで言ったNTTのLモードのCMの話。

4曲目 MARCHING GLASS ON THE HILL
 流氷に似せたというオープニングだが、より哀愁漂う感じ。
途中からピアノが大きく曲調を変えて激しくなり、全く別の曲みたいに。組曲構成なので当然と言えばそうなんだけど。最後に再び元の曲調に戻って終了。
曲前のチューニングで気になっていた一部の音が高いのは直ったみたい。この曲から本調子って感じでしょうか。

MCを挟む。「オルガンもあることで」と川越さんが移動。

5曲目、6曲目 Angel Tree、ru closial
 ここで教会オルガンの登場二曲演奏される。「Angel Tree」はアストゥーリアスの昔の曲らしく、今売られているアルバムには収録されていない。静寂の〜、にも収録されて居なかった曲だ。僕は初聴。
元の曲はどんなだったのだろうか。昔はギター2本でアコースティックコーナーをもうけて演奏したらしい。
もう一曲はカバーで、最初に予定していたモノは実は教会で演奏するには相応しくない曲だったらしい。

クロシャール、という曲について「オランダのプログレバンドXXのXXというアルバムから」と良く覚えてるなあとちょっと関心。好きなんでしょうね。
MCで展示された原画について大山さんが話すと、客席から一人だけ大きな拍手が。再発されたアルバムの宣伝

7曲目 かげろう
 川越さんの曲。がんばって数えてみたが、やっぱり変拍子を数えるのは無理。
このかげろう、ってウスバカゲロウの蜻蛉なのか、陽炎のカゲロウなのか。曲から感じるイメージだと僕はなんとなく前者なんですが、他の人はどう感じるのだろうか。なんかカゲロウというかトンボというか、薄くて透明な羽を持った虫が水際を飛ぶ姿をイメージするのですが。

 と、ここでちょっと落ち着いた気分になっていたら、拍手の鳴りやむ間も無く次の曲に突入。
8曲目 Tempters of Providence(神の摂理に挑む者達)
 いやあ、かげろうとのギャップがドラマチックな曲構成だ。ガットギターの音がいつもより大きくはっきり聞こえてアタックの利いたところがいい。
今日は録音状況のせいもあるのかちょっとシャープな感じに聞こえます。
僕が思うにこの曲が今回のクライマックスじゃないでしょうか。

MC中の「恐怖の21/16拍子」というと客席から笑いが漏れ。
ここでメンバー紹介。

9曲目 Ryu-hyo
 んー、おなじみ18番の流氷、これを聴くとライブ終了だなあとマッタリしてしまうのですが、後のバンドの人は落ち着いてしまった雰囲気を盛り返すのに苦労しそうな気がする。

総評
前後のグループが女性ボーカル(しかもちょっと不思議系)で、アストゥーリアスは他のグループを聴きに来た聴衆には新鮮だったことでしょう。
最初はちょっと調子が悪かったみたいだけど、途中からはいつものアストゥーリアス。聴けなかったはずの演奏が聴けて良かったです。
現在、オリジナルメンバーのドラマーの人と連絡がついて交渉中なのだそうで。次回の ライブではドラムも交えた演奏が聴けるでしょうか?楽しみです。


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