"いとうかなこライブ@四谷天窓" 2003/03/19 ライブレポート
これは別の日記サイトに書いたレポなんだけどせっかくZIZZファンサイトでもあるのでこっちにもコピーを。
イベント名はFnture AMADEUS Live Vol.3 到着は6:25。少し人がいるが、並んでは居ない。オープン予定の6:30には2Fへの階段は並ぶ人で左半分埋った。 受付前で待っていたおかげで、会場には一番に入る事ができた。 最近リニューアルしたと聞いていたが席が増えていた。およそ50席程だろうが立ち見を入れれば70人くらいは入るかも知れない。 後ろのお座敷に陣取るかとも思ったがせっかくだから最前列ど真中に座った。開場から20分、ほとんどの席は埋まった。 ライブの曲順と曲ごとの感想は以下のとおり。 1.井上綾希子 1-1:モノローグ いきなり雰囲気の良い本格的なJAZZ 上手い。曲も良い。初っ端から「今日のライブは楽しめるかもー」と期待が膨らむ。ピアノの演奏をしていたなんとかさんの作曲らしい。 1-2:BARDのソウルズ 聞いたことある曲で結構有名だと思う。カバーだ。 これも良かった。 僅か2曲というのが惜しまれる。グループ内の実力や持ち歌の数などで歌える曲すうが決まるのだろう。 2.飯窪早織 ピアノ独奏 有名なクラシックだと思うが曲名わからず。G線上のアリア?演奏を終えてから「ピアノは好きじゃなかったので得意じゃない」と言っていたがそんなに下手ってわけじゃない。特別上手いとも思えなかったけど。曲はどうも難しい歌い方をしている(嫌に音程の抑揚が激しくすんなり耳に入ってこない)ようにも思え、彼女の声もちと子供っぽく声学を専攻してるというだけの鍛え方は感じるけど自分の好みではなかった。 2-1:星のかけら 2-2:A DAY 以上2曲はバックバンドの名楽器がちぐはぐというか個々が主張しすぎな感じ。 2-3:ラブソング この曲はこの人に合ってるみたい。でもやっぱり好きになれなかったな。 さて今日の御目当ていとうかなこ嬢の番だ。 3.いとうかなこ セッティング中、パーカッション付近にバナナが。去年の年末にやった別の大きなイベントでドラムを叩いていた人が演奏中にバナナ食いながら大暴れだったという面白い逸話をどっかのサイトで読んでいたのと、そのドラマーがPerとして今回参加するというのは事前にわかっていたのでニヤリとした。さらにバナナの脇には「おいしい午乳」。 するとふと後ろの奴2人が バナナキター とボソリとつぶやく。 3-1:トリーネ・レインのカバーで「Just missed the train」 3-2:迷子のPappy (いとうかなこオリジナル) 3-3:卒業証書 (いとうかなこオリジナル) 3-4:青い記憶 ("Hello, world"より アコースティックバージョン) 3-5:BLAZE UP ("Hello, world"より アコースティックバージョン) 3-6:煌星 ("Hello, world"より アコースティックバージョン) 1曲目は洋楽のカバーだった。ノリが良くて明るいポップなカントリー調の曲にいとうかなこの声がよく合う感じで良い。 目の前に座っているので、椅子に座って歌ってくれたのは良かった。最初の2人立たれると近すぎて顔が視界に入らず上を見上げっぱなしになりちとつらかったのだ。 この日の演奏は4曲目から6曲目の音楽提供をおこなっているzizzスタジオから4人のメンバーが参加していて、彼らの演奏も素晴らしいものだった。 今回はエレキが入らなかったため、間奏の感情を掻き立てるような鳴きエレキやストリングスの瑞々しい音は聞けなかったが、アコースティックな分いとうかなこ嬢の歌声はかなり堪能できた。 4.池田恭子 鼻にかかったような咽び泣く様な不思義な声で歌う。今日のライブに着てる客は大半が女性客であったのだが、殆どは彼女のファンであろう。僕の趣味ではないがこういう歌声が人気を呼ぶのはなんとなくわかる。 4-1:ディグニティ(尊厳の意) 4-2:シーツ 4-3:違和感 4-4:石川町 4-5:STASION 4-6:素直になれない 4-7:ブランケット 4-8:噎び泣く春 殆どバラードだったのだが、本人曰く「弾けちゃってる曲」の「素直になれない」は一番気に入った。 ライブが終っていとうかなこ嬢を発見するも、他のかなりコアなファンと話し込んでてサイン貰うためのハロワサントラを置いてきてしまったし、そのファンもつきっきりで離れそうに無かったのでそのまま帰ってきた。 BLAZE UPで盛り上がるのはわかりきっていたが、煌星も侮りがたく背すじ震える物があった。 無論青い記憶も良かったのは言うまでもない。 |