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ととの。プレイ後

すごい久しぶりに書きます。
最近スパムのトラックバックが来てたんでトラックバック受け付けないようにしたら今度はコメント欄までスパムの書き込みがあったりね…
放置しちゃいかんってことでしょうか。

さて、ととの。をやった感想を書こうかと思うんだけど、まあ方々で噂は聞いてると思う。
ネタバレ食らっちゃった人もいると思う。
もちろんこっから先もネタバレあるので嫌な人は読まないように。

僕はネタバレ食らってしまってかなりゲンナリしちゃったんだけど。

さて暫く改行。







結論から言うと、個人的ニトロプラス作品最下位の評価。
斬新さも、グラフィックのクオリティも相変わらずハイレベルだと思う。
でもこの話は何?
主張はわかる。でも前提が間違ってないか?
何故世界がゲームだとわかったヒロインがいきなりプレイヤーに好意を抱く?イベント回収要員がビッチなのは製作者の都合じゃないか。

こうしたゲームと現実の境が曖昧な作品はラブプラスという前例があって、僕はアレが好きになれないのだが、同じ事をやってる。

ゲームの中のヒロインはゲームの中の主人公と結ばれて欲しいのだ。
だが、主体であるプレイヤーが直接ゲームのヒロインと恋をするか?
世の中に放置されたラブプラスの彼女がどれだけいる事か。
もし人工知能が発達して人間と同じ思考ができるようになったら、という仮定においてはわからないが、どんなにゲームの中のヒロインがこちらに愛を語ってもそれはただのプログラムだ。
ととの。のヒロインは、そして主人公は予め呪われている。
予め片方が選ばれない事が決まっている世界。
人間は空想の話にでも共感し、涙する事ができるから片思い的に物語のヒロインに恋をするかもしれない。でもそれは次元の壁を越えない。
恋愛は、互いが対等でなければ成立しない。
小説は分岐しないが、ゲームは分岐するので多少の揺らぎはあるけど現実の比では無い。
それを無理やり対等に見せようとした結果があれだ。
ヒロインが別ルートでの浮気を許せないだなんて話は、パラレルワールド仮説で並行世界があったらあらゆる可能性がある、即ち現実でも並行世界では恋人が浮気してるかもしれない、という話になるのだろうか。
ただの残酷な神じゃないか。被害妄想だよ。
ゲームの「ルート」は、それで単一の完結した世界なんだ。

規定ビッチと壊れた幼馴染、どちらを選んでも幸せな未来が見えない。
物語は物語の中で完結しているからこそ「主人公とヒロインは末長く幸せに暮らしましたとさ」というオチが付けられる。だがととの。は現実に踏み込んだがためにこのオチが付けられない。
現実と虚構を見誤った物語、それが「君と彼女と彼女の恋」だと認識する。

思いつくままに書いたのであとで書き直すかもしれない。
だが結論としてはシナリオライターが悪い。
半端な神などやめてしまえ。アオイも、深雪もかわいそうだ。